平成24年7月29日(日)、戸田公園漕艇場で、東京都ジュニアアスリート第3期生のボート競技体験プログラムが実施されました。
最初に、東京都ボート協会の方から、ボート競技の種類や特性について講義がありました。
ボート競技は、高校や大学から始める人が多いので、今からでも十分にトップを狙うことができるとのことでした。また、ジュニアアスリート第1期生の高橋かほさんからも、ボート競技を選択した理由やその魅力などについてお話がありました。
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(左)(右)東京都ボート協会の方から講義を受ける
講義が終わった後、講師の丁寧な指導のもと、ラダー(縄はしご)を使用したウォーミングアップを行いました。ボート競技は、繰り返し動作を行うことから、精緻な動きが要求される特性を持っており、ラダーの枠の中を動くトレーニングをすることで、動作をコントロールして「精緻さ」を養うことがとても重要です。初めて行う動きも多い中、ジュニアアスリート達は、積極的にウォーミングアップを行いました。
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(左)(右)ラダーを使用したウォーミングアップを行う
次に、場所を戸田ナショナルトレーニングセンターへ移し、ボート競技のトレーニングには欠かせないエルゴメーター(陸上版ボートトレーニング機器)を体験しました。はじめはぎこちない漕ぎ方だった第3期生たちでしたが、下半身からしっかり力を伝えていくよう指導を受けると、だんだんときれいなフォームで漕げるようになっていきました。そして、基本的な動作を学んだ後は、早速エルゴメーターでの300mのタイムトライアルを行い、競い合いました。
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(上)エルゴメーターを使用したトレーニングの指導を受ける(左下)(右下)エルゴメ ーターで300mのタイムを競う
最後に、乗艇場へ移動し、実際にボートに乗りました。先ほどのエルゴメーターで学んだ動作を生かしながら、ボート競技の雰囲気を味わいました。
ジュニアアスリート達は、「競技体験プログラム」をこれで終了し、8月の面接を経て、自分が専門的に行う競技を7競技の中から選ぶことになります。
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(左上)(右上)(左下)(右下)実際にボートに乗り、ボート競技を体験する