被災地支援事業(アスリート派遣事業)第4回が行なわれました

被災地支援アスリート派遣事業

11月27日、被災地支援アスリート派遣事業として、「2011武道フェスティバル石巻」が、石巻専修大学体育館で行われました。

トップアスリートと石巻実行委員の方々

トップアスリートと石巻実行委員の方々

宮城県石巻市は、人口約15万人の中核都市ですが、今回の震災では、死者・行方不明者は3千人を超え、漁業に必要な漁港・漁場・水産加工場は壊滅状態、沿岸部には未だ瓦礫がベルト状にうずたかく積まれ、復興の道のりは未だ遠い状態です。戦後、石巻が武道で復興したという歴史と経験から、石巻圏域の子どもたちに武道を通して教育に貢献したいというニーズに、都と、一般社団法人日本アスリート会議は、武道で復興を目指す石巻市にトップアスリートを派遣しました。

子どもたちの質問に答える薪谷さん

子どもたちの質問に答える薪谷さん

今回取り上げた4種目のうち、柔道、テコンドーは、前半体育館にて実技、剣道、空手道は講義からスタートしました。

岡本さんの蹴りの指導

岡本さんの蹴りの指導

柔道世界選手権金メダリストの薪谷翠(しんたにみどり)さんは、普段、全日本クラスの選手を指導しています。集まった小中高校生を指導するポイントの的確さと、技の切れにみんな納得の様子です。テコンドーは、シドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子(よりこ)さんが、幼小中学生を対象に指導しました。参加した子ども達は、みな楽しみながら連続蹴りの練習に取り組んでいました。

始めた頃のエピソードを語る木和田さん

始めた頃のエピソードを語る木和田さん

剣道世界選手権団体金メダリストの木和田大起(きわだだいき)さんは、前半の講義の中で、剣道を始めた頃に、竹刀を持たせてもらえず、校庭の芝の上を延々と摺り足の練習をさせられたが、それでも諦めず剣道を続けて強くなった話等をしました。

基本を大事に指導する山田さん

基本を大事に指導する山田さん

世界空手道選手権大会優勝山田ゆかりさんは、日本でも強い選手を輩出する高校の指導者でもあり、また、全日本のコーチを14年も務めた著名な空手道指導者です。「強い子は基本も上手です。」と、基本の大切さを伝えていました。

武道の歴史や文化について語る玉木氏

武道の歴史や文化について語る玉木氏

事業の締め括りは、スポーツジャーナリストの玉木正之さんから、「武士道とは何か-武道をこれからの社会にどのように役立てるか?-」のテーマで講演いただきました。

その後、玉木さんは、「武道の町・石巻」宣言式典に参加し、宣言文受け渡しに立ち会いました。

事業の詳細はこちらhttp://www.jathlete.jp/active/20111127/